憧れの学校に行ったのに、本人の覚悟が見えなかった日

正直に書きます。

今日は、県外の強豪校の練習会に参加してきました。朝5時に家を出て、片道数時間。ラグ男自身が「行きたいから申し込んで」と自分から部活体験を希望した学校です。

結論から言うと、帰り道、パパが言いました。

「今日は来るんじゃなかった」

私も同じ気持ちでした。

練習のつもりが、練習試合だった

まず最初に、これは私の確認ミスです。

スケジュールを確認したときは「練習」だったのに、いつの間にか「練習試合」に変わっていました。気づかなかった私のせい。
直前のチェックは必要ですね。反省。

現地に着いてみたら、練習試合が行われていて、ラグ男はほぼ見ているだけ。1年生と少しアップをしたら、すぐに試合が始まり、あとはずっと観戦でした。

まあ、それは仕方ない。目の前で花園出場校の本気の試合が見られたので、それはそれで貴重な経験だったとも思っています。問題はそこじゃなかったんです。

監督が最初に言ったこと

監督はとても気さくな方でした。最初にこんなお話をしてくださいました。

「うちは勧誘はしません。本当にここでやりたいというのであれば、練習を見させていただいて、やる気が見られればエントリーシートをお渡しします。技術よりも、挨拶がしっかりできるかどうか。人として当たり前のことができる子かどうかを見ています」

私たちも当然のことだと思いました。監督の話を聞いて、確かにそうだと感じたんです。強豪校だし、来たいという選手はいくらでもいる。決して天狗になっているわけではなく、本当にこの学校に魅力を感じて、やりたいと思って来た選手を育てていくというスタンスなんだと。

だからラグ男に送り出す前に言いました。「やる気と元気を見せなさい。試合と同じくらい声を張って」と。

最初の挨拶で、がっかりした

全選手の前で挨拶をする場面がありました。

無表情でした。声は小さく、元気とは全く言えない。緊張するのはわかるけど、くねくねして落ち着きがない。

「あ、これはまずい」と思いながら見ていました。

「もう帰る」

お昼近くに練習試合が終わり、寮を少し見せていただきました。その間も、ラグ男は無反応。特に何かを感じている様子もない。

午後も1年生の紅白戦があって、残ってもいいし帰ってもいいと言われました。

当然残ると思っていたら——

「もう帰る」

嘘でしょ。残って少しでも参加させてもらえばいいのに。せっかくここまで来たのに。本当にこの学校に興味があるの?と思いました。

監督の言葉が刺さった

帰り際、監督がこんな言葉をかけてくださいました。

「高校選びは、自分の人生を左右する大事な決断だからね。しっかり考えて、決断してください。」

本当にそう思います。

自分で決める。やりたいのであれば、それを態度と言葉ではっきり示す。それができないのであれば、強豪校に行く資格もないし、行っても絶対に潰れる。監督の言葉を聞きながら、私はそう思っていました。

帰り際の挨拶

帰る前に、私はラグ男にもう一度言いました。

「ちゃんとやる気を見せて、しっかり監督に挨拶しなさい」

監督のところへ行ったラグ男が言った言葉は、くねくねしながら、聞こえるか聞こえないかくらいの声で——

「ありがとうございました」

それだけ??

えーーー。マジか。超印象悪いじゃん。なにしに来たんだろうって思われているよ。きっと。

私は後ろめたさを感じながらグラウンドを後にしました。

帰りの車の中

どんよりした空気の中、パパが口を開きました。

「今日は来るんじゃなかったよ。がっかり。本当にやる気あるの?監督に最初に言われたよね、技術よりも挨拶が大事って。それが全くなかった。やるのはラグ男。パパでもママでもない。これじゃどこも失敗するよ」

私も言いました。二人で言ってしまったら、言い過ぎになってしまうと思ったけど、言わずにいられなかった。

「技術よりも気持ち。やる気。ここでラグビーをしたいという熱意が全くなかった。なんのために来たの?何回も来られないんだよ」

ラグ男の返事は「挨拶はできていたと思っていた」。

マジか。

挨拶のときの動画を見せてやりました。少しハッとした様子で、声が出ていないのがわかったみたいです。

家に着いて

家に着いたとき、ラグ男が言った言葉は——

「ただいま」

「連れて行ってくれてありがとう」くらいは言うかなと思っていたのに。

それをそのままラグ男に言いました。気まずそうな顔をしていたけど、何も言い返さず。その後は私もパパも疲れ果てて、昼寝をしちゃったので、顔を合わせていません。

それでも書く理由

ブログにするのが恥ずかしいくらいの内容です。

でも、こういうことってきっとうちだけじゃないと思うんです。一生懸命サポートしているのに、本人がそれに応えてくれない。そのもどかしさ。

自分の人生なのだから、もっと真剣に受け止めてほしい。

ラグ男とはまだちゃんと話せていません。気持ちの整理がついたら、もう一度向き合うつもりです。

続きはまた書きます。

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