ゴールデンウィークの合間に、ラグ男、パパ、私の3人で高校選びの話し合いをしました。
前回の記事でも触れましたが、ゴールデンウィーク中の6日、ラグ男は県外の強豪校の部活体験に行きます。行きたいという気持ちはわかった。でも、パパはそこで疑問が生まれたようで。「なんでその学校なのか、理由が知りたい」——それが今回の話し合いのきっかけでした。
穏やかに話し合うつもりが、なかなかどうして、濃い夜になりました(笑)
「自分ひとりでやってみたい」は、理由にならない

ラグ男に「なんでその学校に行きたいの?」と聞いたとき、返ってきた言葉は——
「自分ひとりでやってみたい」
するとパパが間髪入れずに言いました。
「それは理由にならないよ」
ラグ男、ふてくされました(笑)
でも、パパの言っていることは正しいと思います。「ひとりでやりたい」は気持ちであって、学校を選ぶ理由じゃない。なぜその学校なのか。プレースタイルが合っているから?憧れの選手がいるから?目指したい何かがあるから?——そこを言わないと、話し合いにならない。
その学校のどこに魅力を感じているのか、自分の言葉で答えられないと、体験をさせていただく学校に対しても失礼だと思うんです。それに、理由がはっきりしていないと、体験当日に何を見ればいいかもわからない。せっかく行くのに、ただ練習を眺めて終わってしまう。それじゃあ体験に行く意味がない。
「外でひとりは無理だろ」パパの現実直視

さらにパパは続けました。
「今でさえひとりで起きられない。計画的に勉強もできていない。やりなさいと言っていた自主トレも、たいしてやっていない。そんな状態で、外でひとりなんか無理だろ」
…私も、そう思ってます(笑)
県外の寮生活を希望するなら、まずは今の生活で「自分でできる」を見せてほしい。それが親として正直な気持ちです。そこを自分から変えていけば、一番の説得材料になるのに。もったいないなと思います。
パパ、本音が出ちゃった

そしてパパが言いました。
「オレは地元の強豪校に行ってほしいと思ってる。選手ひとりひとりが自ら考えて行動する学校だと思うから、そこでやれば、ものすごく成長できると思ってる。それに、筋トレとかこれからもサポートしてあげられるし」
…言っちゃった(笑)
私もその学校がいいと思っています。でも、それは親の押し付けになるから、あまり口に出さないようにしていました。
それに、もう一つ心の中に引っかかっていたことがあって。
実はラグ男、以前こっそり私に話してくれたことがあるんです。パパのサポートはすごくありがたいと思っている、でも少しプレッシャーでもあって、その圧から少し離れてみたいというのも、県外を考える小さな理由のひとつなんだって。
その話を聞いたとき、正直、ちょっと切なかったです。パパは一生懸命サポートしてくれているし、ラグ男もそれをわかってる。でも、だからこそ息苦しくなることもある。そういう複雑な気持ちを持てるくらい、この子も成長しているんだなと思ったりもしました。
後から二人になったら、ちゃんと考えてた

話し合いの場ではうまく言えなかったラグ男。でも、後でふたりになったときに聞いてみました。
「なんでその学校がいいの?」
すると——
「フィジカルが強いチームで、パワーで押すプレースタイルで、それはオレに合ってると思った」
…ちゃんと考えてるじゃないか。
切り返しが下手なんですよね、この子(笑)
「わからない」「どう言えばいいかわからない」——気づけばいつもこの言葉に逃げてしまう。でも、「わからない」は答えじゃない。ちゃんと頭の中にあるものを、自分の言葉で伝えようとしないと、いつまでたっても誰にも理解してもらえない。
口下手は昔からなんですが、高校でもまれながら、そこも少しずつ鍛えていってほしいところです。
次のステップは、実際に見て感じること

今はまだ結論は出ていません。
まずは県外の強豪校の部活体験に行って、自分の目で確かめてくること。それが次のステップです。
ただ、親として一つ気になっていることがあります。その学校、近年の入部人数が50人弱と聞きました。激戦の中から頭ひとつ飛び出して、レギュラーを勝ち取れるか。それが正直、不安なところではあります。
でも、挑戦する価値がある場所であることも確かです。
ラグ男がどんな目をして帰ってくるか。部活体験の後、またここに書きます。

