中学3年生の6月。定期テストが近づいてきました。
ゴールデンウィークが終ってしまえば、定期テストまで約1か月となります。
「そろそろ本気で勉強モードにしなきゃ」と思いつつ、ラグ男のスケジュールを見ると……
ラグビー、陸上部、塾、自主トレ。どこに学校の勉強を入れるんだ?というくらい、すでに埋まっています。
でも、強豪校への推薦を狙うわが家にとって、3年生の成績は絶対に落とせない。
この記事では、ジュニアラグビー選手として本気で競技に取り組みながら、推薦という目標を持つ中3の「テスト前の両立戦略」を、母目線でリアルにお伝えします。
推薦を狙うなら、3年生の成績は「死守」案件
スポーツ推薦を受けるとき、競技の実績はもちろん大事です。でも、それだけでは不十分なことも多い。
強豪校に進んだ先輩ママから聞いた話では、「入学後、成績が悪いと部活に参加させてもらえない高校が多い」とのこと。競技力がどれだけ高くても、成績が基準を下回ると推薦の土俵にすら立てない、というケースもあります。
特に中3の成績は、内申書の中でも比重が高くなりやすい。「今は部活が大事な時期だから、テストはほどほどで」では済まないのが、推薦を狙う子の現実です。
わが家のラグ男も、それをよく分かっています。だからこそ、テストが近づくと本人も「やらなきゃ」モードになる。それだけは救いです(笑)。
わが家のラグ男のリアルなスケジュール

まず、現状を整理します。
平日
- 学校(陸上部:週3〜4日、放課後)
- 塾:週3日(19:00〜21:30)
- 自主トレ:すき間でできるときに
土日・祝日
- クラブチームのラグビー練習(ほぼフル参加)
- ※陸上部の試合や活動はラグビー優先のため欠席
塾が夜の7時から9時半まであるので、平日の夜はほぼ塾で埋まっています。帰宅したら10時前後。そこから風呂・食事・就寝を考えると、自由に動ける時間はほとんどありません。
カギは「勉強できる日を逆算して見つけること」です。
なぜ陸上部も続けているのか

「ラグビーで忙しいのに、なんで陸上部まで?」と思う方もいるかもしれません。理由は二つあります。
① 走力・体力をつけるため
クラブチームのラグビー練習は土日だけ。平日は走る機会がほとんどありません。陸上部の活動は、走力と基礎体力を維持・向上させる場として、実はとても理にかなっています。試合には出ていませんが、練習の積み重ねは確実にラグビーに活きています。
② 推薦へのプラスポイントになりうるから
私立高校の推薦では、部活動を3年間継続していることが加点項目になるケースがあります。また、スポーツ推薦の出願条件として「運動部活動またはスポーツ団体に3年間所属していること」を明記している学校も多い。
クラブチームのラグビー活動は「スポーツ団体への所属」として認められますが、学校の部活を3年間やり切ったという事実は、それ自体が一つのアピールになります。確証はないので、志望校の募集要項は必ず確認してください。ただ、「続けていて損はない」という判断のもと、わが家は続ける選択をしています。
テスト前の両立戦略:「勉強できる日」を逆算して見つける

ラグ男のスケジュールを見ると、「勉強できない日」が先に埋まっていきます。ラグビーの練習、陸上部、塾、試合……。
だから逆転の発想で、「できない日」を全部埋めてから、残った「できる日」を勉強日にするというやり方をしています。これは春の記事でも書いた方法ですが、テスト前は特に効果を発揮します。
カレンダーに全部書き出すと、意外と「この日の放課後は部活も塾もない」という日が見えてくる。その日を勉強日として確保する。できない日を責めるより、できる日に集中するほうが、本人も動きやすくなります。
テスト期間を逆算して、「いつまでに何を終わらせるか」を早めに決めるのもポイントです。直前に焦っても、スポーツをやっている子はリカバリーが利きにくい。早め早めの準備が基本です。
塾のテスト対策も、実はかなりの頼みの綱
わが家には心強い味方がいます。塾です。個別指導ではないのですが、テスト前はしっかりテスト対策をしてもらえるので、本当にありがたい存在。テスト範囲に合わせて準備してもらえるぶん、家での勉強の負担がかなり軽減されます。
ただ、「塾で勉強したから大丈夫」という気持ちになってしまうのか、家での勉強時間はそこまで多くないようにも感じています。塾に頼りすぎず、家でも少しでも積み上げてほしいというのが正直な母の本音です(笑)。
提出物は「いい加減にしない」が鉄則

推薦を狙ううえで、見落としがちなのが提出物です。
定期テストの点数だけが内申点を決めるわけではありません。授業態度や提出物の内容・期限も、成績に直結します。どれだけテストが良くても、提出物がいい加減だと評定は上がりにくい。逆に、テストが普通でも提出物をしっかりこなしている子は評価されやすい。
学校の三者面談で先生から毎回「提出物は成績に直結します」と言われているので、ラグ男本人もその重要性はよく分かっています。
私がやっているのは、たまに「提出物ちゃんと出してる?」と声をかけるだけ。一緒に管理したら、いつまでも私任せになって自主性が育たない。そう思って、あえて口を出しすぎないようにしています。あとは本人が動くかどうか。母はそこを信じるしかありません。
自主トレはどうする?「動画視聴でもOK」という考え方

テスト前に自主トレを完全にやめると、再開するのに意外とエネルギーがかかります。だからといって、追い詰められながらトレーニングしても意味がない。
わが家のルールはシンプルです。
「最低週2を目標。でも、できる日にできることを。最悪、試合の動画を見るだけでもOK。」
動画視聴は一見サボりに見えるかもしれませんが、試合の流れやポジションの動き方を頭で整理する立派なトレーニングです。体が疲れているときほど、「見るだけ」でインプットする時間は有効に使えます。
「ゼロにしない」という意識が、習慣を守ることにもつながります。
母として、いま思うこと

成績・競技・体調・メンタル。中3の子どもが同時に抱えるものは、思った以上に多い。
私が気をつけているのは、「勉強しなさい」と言わないことです。言いたくなる気持ちはありますが、言えば言うほど逆効果なのは身に染みて分かっています(笑)。
その代わり、仕組みを整える。カレンダーで勉強できる日を一緒に確認する。提出物の期限をそっと聞く。それくらいのサポートで、本人の「やらなきゃ」という気持ちをそっと後押しする。
推薦という目標はラグ男自身が持ったものです。その目標に向けて、母は黒子に徹して伴走するだけ。
6月のテスト、いい結果が出ることを祈りつつ、まずは今週の自主トレと塾を乗り越えます。
同じように推薦を目指しながら、勉強と競技の両立に悩んでいる方のヒントになれば嬉しいです。
前回の勉強×部活シリーズはこちら↓

