中学3年生の春。
「部活はやめて、受験に集中させるべき?」
多くの親が一度は悩むこの問題。
わが家は、“やめる”という選択はしませんでした。
ラグビーを続けながら高校受験に向き合う中で、
中3の春に決めた「3つのこと」をリアルにお伝えします。
中3の春、親が悩む「部活やめるべき?問題」

中3になると、まわりの空気が一気に変わります。
・塾の回数が増える
・部活を引退する子が出てくる
・「受験モード」に入る家庭も多い
そんな中で、
「このまま部活を続けて大丈夫なの?」と不安になる方も多いと思います。
でも、わが家は少し違いました。
正直に言うと、
「やめた方がいいのでは」と迷うことは、ほとんどありませんでした。
不安がなかったわけではありません。
むしろ、不安はずっとありました。
ラグ男は普段
・ラグビーのクラブチームの練習・試合(土日祝)
・塾(週3回)
・学校の部活(陸上部/平日週3〜4日)
この3つを同時に抱えています。
それでも、
「ラグビーを本気で続けたいなら、やることは一つ」
そう考えていました。
秋の公式戦が終わるまでは、
・練習もしっかりやる
・試合にも出る
・そして勉強もやる
どれかを捨てるという選択肢はなく、
「全部やる前提」で進むしかない。正直、楽ではありません。
でも、中途半端にやめる方が後悔すると思いました。
受験の話をしたら「県外の高校がいい」と言い出した

中2の終わりごろから、高校受験の話をより具体的にするようになりました。
するとラグ男、「できれば、県外も含めた花園に出られる高校に入りたい」と言い出したんです。
「ボールを触れ」とか「勉強しろ」とか——
親に口うるさく言われたくないんでしょうね(笑)。その気持ちは、よくわかります。
でもこちらとしては、言わないとやらないのも事実で。
だからこそ、つい口を出してしまうんですよね。
今のところは、正直にこう伝えています。
「本当に行きたい学校が地方にあるなら、ラグ男が選んだ道は応援するよ!」
そう伝えながらも、
本当の気持ちは少し違っていて——
母としては、できれば県内の学校を選んでほしいと思っています。
環境が変わったときに自ら頑張り続けられるかなって心配があるのと、
一緒にいられる時間が、少しでも長ければいいな。
「いってらっしゃい」「おかえりなさい」を、毎日言える距離で、そばで応援していたい。
——そんな気持ちも、正直あります。
でも、それをそのまま本人に伝えてしまうと、
彼の選択を縛ってしまう気がして、直接は言えません。
だから代わりに、こう伝えています。
「県内にもいい学校はあるから、県内も視野に入れておくんだよ」と。
それが今の、
母としての精一杯の本音です。
母の不安:勉強。オール3、しかも体育も3

正直に言います。受験に対して、不安しかありません。
現在の成績はオール3。この夏までに何教科を4に上げられるのか。
そして極めつけは……
体育が「3」なんです😭
普段から体を動かしていて、運動神経も人並み以上にあると思う。
しかもスポーツで高校進学を目指している子が、体育3。
これはもう、授業態度が悪いか提出物の問題でしょ、信じられん。
笑えないけど笑うしかない。
同じ状況のお母さん、いませんか?
結論:やめる・続けるより「やり方」がすべて

いろいろ悩んで出した結論はこれでした。
部活をやめるかどうかより、どうやって両立するかの方が大事。
実際、部活を続けながら合格する子もいます。
一方で、部活をやめても思うように勉強が進まない子もいます。
つまり、結果を分けるのは「時間の使い方」と「環境」
ここを変えないまま「やめる」だけでは、
正直うまくいかないと感じました。
中3の春にやると決めた3つのこと

不安を並べていても仕方ない。
だから春から、具体的に動くことにしました。
① 志望校の学校見学・部活体験に早めに行く
クラブチームのコーチから言われました。
「興味のある高校には、早めに学校見学と部活体験に行くこと」と。
推薦を狙うなら、学校側との接点を早く作ることが大事。地方の強豪校も含めて、まずは情報収集と実際に足を運ぶことを優先します。
② 内申点対策を「仕組み」で回す
「勉強しなさい」は効かないと学習済みです(笑)。
だから今年は仕組みで動かす。まずは勉強できる日をカレンダーで“見える化”すること。
ラグビーの練習、試合、学校行事…
すべてを書き出して、その中で
「ここは勉強できる」日だけを囲むようにしました。
ポイントは、
「できない日」を責めるのではなく、
「できる日」に集中すること。
これだけで、気持ちがかなり楽になります。
そして、定期テストの日程を早めに把握して、逆算してスケジュールを組む。提出物の管理を一緒に確認する。まず体育を4にする(提出物と授業態度の改善から)。
小さいところから、着実に。
この方法については、こちらの記事で詳しくまとめています👇
👉【競技スポーツと勉強は両立できる?〜ジュニアアスリート家庭の声かけを見直して 見えたヒント〜】
③ 本人の「自分で決めた感」を大切にする
地方の高校に行きたいと言ったラグ男の言葉は、見方を変えれば「自分で環境を選ぼうとしている」ということ。
親が全部決めるんじゃなく、本人が自分で考えて動ける仕組みを作ること。それが今年の私のテーマです。コーチ・親・本人の方向を揃えながら、でも主役はあくまでラグ男。
いままでは
「勉強したの?」
「いつやるの?」
と言ってしまっていました。
でもそれをやめて、
・環境を整える
・声かけを変える
・本人に考えさせる
というスタンスに変えました。
現実はどうか|強豪校で求められるもの

ラグビーを続けながら受験に向き合う中で、
印象に残っている話があります。
ラグ男のクラブチームの先輩で、
強豪校に進学した選手のお母さんから聞いた話です。
最近はどこの高校でも、
学校の成績が悪いと部活に参加させてもらえないことが多いそうです。
だからこそ、みんな必死に勉強している。
合宿に行っても、
空き時間に勉強している子は珍しくないと聞きました。
その話を聞いて思ったのは、
ラグビーが強いだけでは続けていけないという現実。
そして、自分で考えて行動できる子が、結果的に上に行くんだなということでした。
まとめ|「やめるか」ではなく「どうやるか」

中3の春、
部活をやめるかどうかは、多くの親が悩む問題です。
それでも、わが家の答えはシンプルでした。
花園への道は、
ドラマティックな決意から始まったわけではありません。
「花園に出たい。だから、そういう高校に行きたい」
——そんな、あっさりした一言から始まったのです。
それでいいと思っています。
大事なのは、その言葉を本物にするために今から動くこと。うちはまだスタートしたばかりです。
「やめる」という選択ではなく、やりながらやるしかない。
もし、高校でもそのスポーツを続けたいと思うなら、
中途半端にやめるのではなく、
今やるべきことも、全部やる覚悟が必要になる。
正直、楽ではありません。
うまくいかない日も、思うようにできない日もあります。
それでも、
やめなかったことが、自信につながる。
そう感じています。
そしてもう一つ。
親が焦ると、子どもはもっと苦しくなります。
だからこそ、
管理するのではなく、伴走する。
それが、わが家なりの答えでした。
同じように悩んでいる親御さんと一緒に、走っていけたら嬉しいです。
ラグ男の挑戦、母も本気で伴走します🔥

